Renewable Diesel普及促進プロジェクト(2021)
ヨコハマSDGsデザインセンター(以下「デザインセンター」という。)は、伊藤忠商事株式会社(以下「伊藤忠商事」という。)及び伊藤忠エネクス株式会社(以下「伊藤忠エネクス」という。)と連携し、横浜市内において、SDGs達成及び脱炭素社会の実現に寄与する、廃食油等から生産される環境に優しい新燃料「Renewable Diesel」(以下「RD」という。)の普及促進を進めることとなりました。
多くの事業者様による活用を推進するとともに、事業者の皆様とRDを活用した新たな連携プロジェクトの創出を目指して取り組みます。
RDは原料がバイオ起源の燃料であることから、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」及び「地球温暖化対策の推進に関する法律」におけるエネルギー使用量算定・報告公表の範囲には含まれておらず、CO2排出量算定の対象範囲外となっています。
そのため、RDの使用実績を、「横浜市SDGs認証制度”Y-SDGs”」を申請する際にお申し出いただくことで、評価対象となります。
なお、RDは伊藤忠商事が海外から輸入し、伊藤忠エネクスにより横浜市内で貯蔵され、ご使用いただく事業者様へ配送されます。
■Renewable Diesel(RD)とは
廃食油、非可食油等を原料として生産される燃料で、性状は石油由来の軽油(以下「軽油」という。) と同等となります。よって、トラック等の軽油を燃料として走行する車両にその代替として問題なく使用できます。また、軽油の流通に関する既存インフラをそのまま使用できる為、明日にでも使用開始可能、更に使用頂ければ、即CO2排出削減となる環境価値の高い燃料です。