様々な課題解決に取り組む人材育成支援の仕組み検討「アカデミア」 “海中教室”②(2020)
2019年、日本で初めて実施された海中教室を、2020年夏に2回目の授業として実施することになりました。海中教室とは、学校の教室に水中カメラマンが撮影した海中の映像を生中継するもので、児童・生徒は現在進行形で、海の生き物たちの様子を観察でき、プラスチックゴミなど海を取り巻く環境問題について考えるきっかけを与える目的のものです。
従来の授業と違うのは、あらかじめ撮影されたVTRではなく、生中継であること。リアルな映像は児童・生徒を惹きつけます。さらに児童・生徒が関心をもったものや生き物について、教室から水中カメラマンに頼めば、カメラを向けてくれることができるのも生中継ならではのことです。去年の授業では、たまたま遭遇したクラゲを使って、ビニール袋に見た目が近いことから魚が誤食することを紹介できました。
授業の対象が、前回は小学校でしたが、今回は中学校となり、関東学院六浦中学校で実施しました。