「ショートタイムテレワーク」実証実験終了しました。
子育て等で離職した女性の就労機会を創出する「ショートタイムテレワーク」実証実験の終了オリエンテーションが、このほど「WISE Living Lab(ワイズリビングラボ)」(横浜市青葉区)で開かれました!
この実証実験には就業先である向洋電機土木株式会社(同市南区)をはじめ横浜市、ソフトバンク株式会社、ヨコハマSDGsデザインセンター、東急株式会社が協力し3月から6カ月間実施されました。
就業したのはたまプラーザ駅周辺に在住する子育て中の女性3人で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、向洋電機土木株式会社の社員とリモートでやりとりしながら1日4時間、週2回自宅で、資料作成やデータ処理など社員が従来行っていた業務を一部担う形で、業務に取り組みました。
終了オリエンテーションでは就業メンバーと向洋電機土木株式会社が業務の振り返りを行い、短時間勤務の中での社員とのコミュニケーション時間確保が難しかったといった課題や、入札案件のデータ分析業務が新規受注の支援につながったといった成果が報告されました。
市内企業の協力によって、郊外住宅地での新しい働き方の課題を整理する今回の試みの成果を展開することにより、横浜市内企業が持つ人材不足などの潜在的なニーズに対しての貢献や女性活躍支援など、SDGsのゴールの達成にもつながる可能性があると考えています。これからの新しい働き方、選択肢の一つとして、他の自治体・地域にも、広く展開していくことを願っています。