横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”認証取得事業者の 「これだけは自慢させて!独自のSDGs取り組み」レポートを公開
横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”認証取得事業者の
「これだけは自慢させて!独自のSDGs取り組み」レポートを公開
– SDGs目標12「つくる責任つかう責任」に取り組む事業者が最多の結果に-
ヨコハマSDGsデザインセンターでは、横浜市と共同で実施する横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”において、取得事業者が誇る独自のSDGs実現に向けた取組に関して複数回に分け取りまとめました。初回はホテル業界にインタビュー調査を実施しました。令和4年4月に「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行され、プラスチック製品の削減に向け、特に大きな課題に直面するホテル業界の取組が加速しています。
※調査結果をご紹介いただく際は「ヨコハマSDGsデザインセンター調べ」とご記載下さい。また「Y-SDGsの紹介記事を読んだ」という方の中から各ホテルで様々な豪華な特典をプレゼントしております。抽選特典の場合は、お名前、ご住所、ご連絡先を明記の上、contact@yokohama-sdgs.jp までメールにてご応募ください。応募期間は各ホテルによって異なるため、以下の記事にてご確認ください。
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SDGs目標12「つくる責任つかう責任」が最多!キーワードは脱プラ!
■SDGsの目標12を意識した取組は全体の約7割!
2022年4月法改正に伴い、宿泊業界の使い捨てプラスチックの見直しが急ピッチで行われています。
(1社で複数の目標に取り組んでいる場合は、それぞれでカウントされています。)
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Y-SDGs認証を取得したことで、思いがけぬメリットが!満足度8割超え!
「第三者機関からの認証を得ることで取り組みの信頼度が増し、対外的なアピールに繋がる。社内のSDGsに対する意識向上にも役立っている」「お客様にも環境に配慮したホテルとして認知を広げることができました」「中学校・高校から校外学習(SDGs学習)受入れ依頼が増加した」との声が聞かれました。
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横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ(相鉄ホテル株式会社) (Supreme☆☆☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組み
・ヤサイクル
概要:食品廃棄物を堆肥化し、その肥料で生産した野菜を料理に使う自立循環型食品リサイクルグループ「ヤサイクル」の取り組み。
効果:廃棄物の削減。生ごみのリサイクル率は約75%まで向上し、地産地消にも貢献。
「オールデイブッフェ『コンパス』の『神奈川朝食』をぜひお召し上がりください。『ヤサイクル』の契約農家から仕入れた野菜や、地元神奈川・横浜の食材を使用したお料理をお楽しみいただけます。横浜は都会の印象ですが、新鮮な野菜が採れる農家さんもたくさんあります。特に、横浜の農園から仕入れたブロッコリー、トマト、クイーンレタスなどを使用したフレッシュサラダがおすすめです。ほかにも大山の豆腐や湘南しらす、愛川町のこだわり卵を使用したオムレツなど、神奈川の魅力をたっぷりお楽しみいただけます。」(セールス&マーケティング部 三瓶なつみさん)
特典:「Y-SDGsの記事を見た!」という方から抽選で1組2名様にオールデイブッフェ「コンパス」ペアランチお食事券+食品ロス削減貢献商品「大根ポタージュde元気」(レトルト×2袋)(〆切:2023年1月31日まで)
■詳細:https://yokohama-bay-sheraton.jp
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横浜ロイヤルパークホテル (Supreme ☆☆☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組み
概要:食品ロス削減。ホテル1階 デリカ&ラウンジ「コフレ」において、食品ロスを削減するフードシェアリングアプリ「TABETE」と提携し、閉店間際に販売しきれなかったテイクアウト商品を割引価格で販売。またブレッドについては、クラブラウンジの朝食時に提供している。
効果:責任ある食の生産と消費の促進や世界の食糧事情改善、廃棄に伴うエネルギー量の削減に寄与。
「高層階に位置する客室やレストランから望む、横浜・みなとみらいの絶景をぜひご堪能いただきたいです。また、一部の客室にはエコアメニティを、レストラン・バー、ラウンジでは、認証ワイン(フェアフォーライフ認証、国際フェアトレード認証)や、国際フェアトレード認証コーヒーをご提供しております。ホテルの滞在を楽しみながらSDGsに貢献できるようなサービスをお客さまにご提供しております。」(マーケティング部 マネージャー 若井理恵子さん)
特典:「Y-SDGsの記事を見た!」という方から抽選で1組2名様に地下1階 レストラン&バンケット「フローラ」ペアランチ券をプレゼント!(〆切:2023年1月31日まで)
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ホテルニューグランド(株式会社ホテル、ニューグランド) (Superior☆☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組み
概要:山下公園通りの緑化活動と清掃活動。(毎週水曜日に管理部門の社員がゴミ拾いとプランターの花の手入れをする)
効果:開港以来、横浜らしい歴史と文化を色濃く残す横浜の象徴ともいえる「山下公園通り」は横浜市民の共有財産と考えており、地域の一員として街の美化に取組むことで地域社会に貢献。
「当ホテル発祥料理のシーフードドリア、スパゲッティナポリタン、プリン・ア・ラ・モードなどご賞味いただければありがたく存じます。95年前に建てられた重厚な本館は、今もその面影を残しており、本館ロビーの家具の一部は、当時のものを修復・修繕しながら大切に使用し続けております。実際に手に触れて体験していただければ幸いです。」(総務担当課長 金児国彦さん)
■詳細:https://www.hotel-newgrand.co.jp
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横浜桜木町ワシントンホテル(藤田観光株式会社 横浜桜木町ワシントンホテル) (Superior☆☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組みは?
概要:近隣横浜企業との多数のコラボ商品(宿泊プランや食事コース)の開発と販売。
効果:地元企業同士がお互いの強みを持ち寄り、協力して地域活性化、地産地消を進め、地域の魅力を高め、文化を育み自立し、雇用を生み出し、経済をまわしエリア活性化につながっている。
「ホテル館内(客室・ロビー・レストラン)でSDGsの取組み探しをしていただき、宿泊するだけでSDGsの取組に自動的に参加できていることを実感してもらいたいと思います。この体験がSDGsをより身近に感じることにつながり、自分たちにもできるSDGsの取り組みを見つけるきっかけになれば幸いです。」(宿泊企画担当(宗和さん・亀山さん)/料飲企画担当(広井さん))
特典:「Y-SDGsの記事」を見て、直接ホテルの宿泊をご予約いただけた方には、地元横浜企業とのコラボ宿泊プランの特典を無料サービス!(1部屋につき1つ) 2023年3月31日まで
■詳細:https://washington-hotels.jp/yokohama/sakuragicho/
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新横浜グレイスホテル(グレイスホテル株式会社) (Standard☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組みは?
概要:環境にやさしい「ECO連泊プラン」の販売。滞在中客室の掃除やベッドリネン・アメニティ交換の回数を減らす等、清掃やクリーニングにかかるエネルギー使用量を抑え、宿泊料金も適正な価格で提供している。
効果: CO2・水資源・電力・廃棄物などを削減し、地球環境保全につながる。
「新横浜グレイスホテルの自慢は、なんといってもお料理です。結婚式をはじめ、大切なご家族との記念日、お仲間との懇親を深める場面などお客様のご要望に合わせて、地産地消を大切に、厳選した季節の食材をふんだんに使用し見栄えも華やかなメニュー構成で西洋料理、日本料理をご提供しています。名誉総料理長は皇室や国賓、公賓の料理を担当したこともある横浜マイスター植松幸男です。お客様に最高の素材を最高の状態でお楽しみいただくために、 一品一品真心を込めておもてなし致します。ぜひ、新横浜グレイスホテルの技術と想いが詰まったお料理をお楽しみ下さい。」
(宿泊チーフ:浜莉奈さん)
特典:宿泊予約時に「Y-SDGsの記事を見た」とお申し出いただいたお客様限定で、ご宿泊のお客様全員に「グレイス特製フィナンシェ」をプレゼント!(2022/12/31まで)
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ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテル(株式会社横浜グランドインターコンチネンタルホテル)(Standard☆)
Q:自慢させて!自社独自のSDGsの取り組みは?
概要:ホテルならではのおもてなし。館内全レストランや宴会等でヴィーガンメニューの提供(完全菜食主義者”オリエンタルビーガン”に対応)と心のバリアフリー(観光庁が定める観光施設における心のバリアフリー認定を神奈川県で初めて獲得)の実施。使い捨てバスアメニティをポンプ式大型ボトルへ変更するなど、脱プラスチックへの取り組みを業界に先駆けて実施。
効果: 畜産を軽減し植物性食品の活用で温室効果ガス排出量や農耕地、水の使用量の削減に寄与、またインバウンド需要に伴う食の多様性につながる。「誰一人取り残さない」全てのゲストにとって心地良い空間・サービスに貢献。
「当ホテルでは食の多様化にいち早く対応するため、業界内のどこよりも先駆けて、各レストランの特色を活かしたヴィーガンメニューをオンメニューいたしました。野菜や大豆のみとは思えない本格的な味は、健康志向・ヘルシー志向の方にもご満足いただける内容です。また、ホテルのご滞在を通してこの土地ならではの魅力をご体験いただけるよう“地産地消”にも積極的に取り組んでいます。ベイフロントならではのパノラミックな景色と上質なサービスとともに、当ホテルでしか味わえない体験をぜひお愉しみください。」(統括総料理長 齊藤 悦夫さん)
■詳細:https://www.icyokohama-grand.com
【調査概要】
・調査期間 2022年10-11月
・調査主体 ヨコハマSDGsデザインセンター
・調査対象 横浜市SDGs認証制度”Y-SDGs”認証事業者
・調査方法 インターネット調査
参考・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ヨコハマSDGsデザインセンターとは
横浜市と民間事業者が共同で設立・運営する組織で、SDGsの達成に向けて、市内外の多様な主体が持つニーズとシーズをつなぎ合わせ、横浜における環境・経済・社会的課題を解決するための中間支援組織です。官民連携で運営する強みを活かし、SDGsに関する相談受付・助言はもちろんのこと、ご要望に応じてハンズオン支援など、各種コンサルティング業務を行うほか、SDGs達成に向けた多様な主体同士のマッチング、「横浜」というフィールドを活用した、多様な実証実験の協力・支援なども行っています。
■横浜市SDGs認証制度”Y-SDGs”とは
横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターが連携し、SDGs達成に向けて取り組む企業・団体を「横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”」において認証し、応援しています。認証を取得した事業者は、マーク等を用いてSDGsの取組が認められたことをPRできるほか、認証制度を活用してSDGsに取り組むことにより、持続可能な経営・運営への転換、新たな顧客獲得、取引先の拡大や信頼度の向上につながることが期待されます。横浜市とヨコハマSDGsデザインセンターも、様々なメリットを随時ご提供します。皆様のご相談、ご申請をお待ちしています。
認証区分 :各評価項目における取組状況に応じて、3つの区分で認証します。
(最上位:Supreme 上位:Superior 標準:Standard)
認証にかかる手数料:無料
認証期間:認証を受けた月から2年間
詳細は、ヨコハマSDGsデザインセンターのHPをご覧ください。
問合せ:ヨコハマSDGsデザインセンター
TEL:050-3749-7415 メール:contact@yokohama-sdgs.jp 担当者:竹田