(横浜市)脱炭素経営の後押しに!中小企業向け脱炭素ガイドラインを作成
横浜市では、市内企業の99%以上を占める中小企業の経営や事業活動に脱炭素化を取り入れる後押しをするため、令和3年度に市内中小事業者10,000者を対象として「脱炭素化・SDGsに関する意識調査」を実施しました(回答率22%)。
その結果、「取り組む必要があると考えているが、まだ取り組んでいない」と回答した事業者が約6割に上り、その多くが「知識・ノウハウ不足」等を課題にあげました。
こうした実態を踏まえ、中小企業の皆様に「脱炭素の取組とはなにか」を知っていただき、脱炭素経営に取り組むための“第一歩”を踏み出すきっかけを提供することを目的とした、「市内中小企業向け脱炭素ガイドライン」を作成しました。
今後は、本ガイドラインを活用して横浜市中小企業振興財団(IDEC横浜)、ヨコハマSDGsデザインセンター等と連携し、様々な機会で市内中小企業の皆様を支援していきます。
<脱炭素ガイドライン 概要>
【目次】
第1部 業種共通の取組
(1)自社のエネルギー使用量を把握
(2)取組項目の例
参考1:照明の省エネ対策
参考2:再生可能エネルギーの利用
参考3:デジタルトランスフォーメーション(DX)の促進
第2部 業種別の取組
(1)卸・小売
(2)宿泊・飲食
(3)医療・福祉・保育
(4)建設・不動産
(5)製造業
(6)運輸
第3部 事例紹介
市内中小企業の事例3社
【特徴】
第1部 業種共通の取組
様々な業種・業態に共通した省エネの取組や再エネの活用方法をとりまとめました。
第2部 業種別の取組
業務の特徴を踏まえた実践的な取組例をとりまとめました。
第3部 事例紹介
市内中小業でも特に脱炭素化に力を入れている企業の具体的な取組など、参考になる事例をとりまとめました。
脱炭素ガイドラインは、【こちら】からダウンロードいただけます。